【 瑞穂 】 「あっ、いやっ、手を離してください」
 

 鬼沢さんは私の体を左手で抱え上げると、脇の下から手を回し、服の上から乳房を握り締めてきた。

【 鬼沢 】 「大人しくしてろ。オレの側にいたほうが、何かと安全なんだからよ」
【 瑞穂 】 「どういう意味ですか?」
【 鬼沢 】 「見ろよ、あの連中の目つき。あれはお前を襲いたくてうずうずしてるって顔だぜ」
 

 鬼沢さんの視線を追いかけると、暗く淀んだ目つきでこちらを眺めていた3人組の男性たちが、慌てたように顔をそらした。

【 瑞穂 】 「っ……そんな……」
【 鬼沢 】 「その格好じゃ、どう見ても誘ってるようにしか見えねぇからな」
【 鬼沢 】 「この辺りは素性のよくねぇ連中も多い。こんな場所でうずくまってたら、3分もしないうちに物陰に連れ込まれちまうぞ」
【 瑞穂 】 「ひっ……」
 

 なおも横目でチラチラとこちらの様子を伺っている男性たちの様子に、思わず鬼沢さんのほうへと体を寄せてしまう。

【 鬼沢 】 「それでいい。オレの女だって素振りをしてりゃ、さすがに連中も手出しはしてこねぇからな」
 

 鬼沢さんは私の体をさらに抱き寄せると、薄い布地の上から好き放題に乳房を揉み始めた。

【 瑞穂 】 「あふっ、でも、やっぱりこんな場所で……あんっ、するなら、せめて人目につかない場所でしてください」
【 鬼沢 】 「だから今からホテルに行くんだろうが。これ以上恥ずかしい思いをしたくなけりゃ、きりきり歩け」
【 瑞穂 】 「は……はいっ……んぅっ」
 

 鬼沢さんに体を引きずられるようにして歩き出す。

【 瑞穂 】 「んふっ……あっ、んっ、んんっ……やっ……んふんっ」
 

 足を動かすたびに膣内のバイブが敏感な襞に擦れ、ぞわぞわと疼くような快感が下半身からのぼってくる。

【 瑞穂 】 「だめ、擦れて……んひんっ、もう少し、ゆっくり歩いてください」
【 鬼沢 】 「もうだいぶ出来上がってるみてぇだな。ここに来るまでに何回イった?」
【 瑞穂 】 「そ、それは……」
 

 私が答えに躊躇すると、鬼沢さんがバイブのリモコンを操作して振動を強めてくる。

【 瑞穂 】 「ひぅっ! ……よ、4回……あぁ、5回ですっ」
【 鬼沢 】 「嘘をつくな。オレの逸物をしゃぶってる最中だけでも、6回はイってただろうが」
【 瑞穂 】 「ううっ……本当は、8回……いえ、もう覚えていません」
【 瑞穂 】 「鬼沢さんのオチンポを舐めながら、何回も、ひぅんっ、数え切れないくらい、イってしまいました」
 

 他の人に聞かれてしまわないように小声で答えるものの、恥ずかしい言葉を口にするだけでますます体が熱くなっていく。

【 瑞穂 】 「あんっ、だめっ……くふっ、んぅんっ……あっ、んひんっ」
【 鬼沢 】 「くくっ、そのバイブにもだいぶ慣れてきたみてぇだな」
【 鬼沢 】 「ケツ穴の具合はどうだ? バイブの振動が伝わって気持ちいいだろう?」
【 瑞穂 】 「そ、そんなに大きな声で言わないでください。恥ずかしいの……んっ、あふんっ」
 

 鬼沢さんの言葉に、お尻に埋められているアナルビーズの存在を強く意識してしまい、足取りがますます危うくなる。

【 鬼沢 】 「ここ何日か、尻穴もたっぷりほぐしてやったからな。今日はそっちも使ってやるから楽しみにしてろよ」
【 瑞穂 】 「えっ? 使うって、どういう意味……んひぅっ!?」
 

 思わず聞き返した私の乳首を、鬼沢さんの指が布地越しに摘まみ上げてきた。

【 瑞穂 】 「だめです、そんな所を摘ままないで、あっ、んひぃんっ」
 

 ブラをつけていないせいで、太い指の感触がダイレクトに乳首へと伝わり、強すぎる快感にたまらず甘い声を漏らしてしまう。

【 瑞穂 】 「んふっ、あっ、いやっ……ひっ、あふっ、んぅんっ」
【 鬼沢 】 「服の上からでもはっきり分かるくらい勃起してるぜ。見られて興奮してるのか?」
【 瑞穂 】 「違います、私はそんな……興奮なんてしていません」
 

 人前で体を弄られ、恥ずかしさのあまり頭がくらくらとしてくる。

【 瑞穂 】 「はぁ、はぁ、いやっ……んっ、んふっ、くふぅんっ」
 

 火照った体がどんどん敏感になり、膣から漏れた大量の愛液が太股を伝って足首まで伝い落ちていく。

【 瑞穂 】 「ひぅっ、んっ、もう乳首を弄らないでください。そんなにされたら、歩けません」
【 鬼沢 】 「くくっ、だったら、もういっぺんイかせてスッキリさせてやるよ」
【 瑞穂 】 「えっ、そんな……あっ、いやぁっ」
 

 鬼沢さんが左手のリモコンを操作すると、膣の中でバイブが狂ったように蠢き始めた。

【 瑞穂 】 「あぁ、まって、あひっ、待ってください、鬼沢さんっ」
【 瑞穂 】 「こんな所でなんて、嫌ですっ、んひぅっ、お願いですから、スイッチを切ってください、んふっ、んぅううっ」
 

 敏感な膣奥と子宮口を擦られ、嬌声をあげている私の体に、周囲にいる男性の視線がつきささる。

【 瑞穂 】 (あぁ、見られてる……鬼沢さんにおっぱいを揉まれて、オマンコをバイブで弄られてる所を見られてしまってる)
【 瑞穂 】 (だめ、見ないで……お願いですから、イクところなんて見ないでぇ!)
 

 絶頂の感覚が背筋をぞわぞわと駆け上がり、両足がガクガクと震え始める。

【 鬼沢 】 「そら、イっちまえ。未亡人のだらしねぇイキ顔を連中に見てもらえよ」
 

 鬼沢さんが乳首をぐいっと抓り上げ、バイブの振動をさらに強くしてきた。

【 瑞穂 】 「ひぅっ!? い、いやっ……ふっ、んっ、んぅうっ! んふぅううううっ!!」